VOICE 04 仲間たちの声 04

<span>若い人がカッコいい!と</span><span>感じられる魅力ある会社に</span>

代表取締役社長

石原 浩

小型から大型まで網羅する自動車整備会社
 当社は母体である一畑グループにおけるバス事業の整備部門であった、一畑電気鉄道株式会社自動車整備部門が、昭和50年に分社独立化して誕生した会社です。この本社のある宍道町来待という土地は、母体が展開する島根県東部のバス事業を整備面で効率よくサポートできる立地として選ばれましたが、現在では多様化する時代のニーズに合わせ、バス(大型車)だけでなく、乗用車からクレーンなどの大型建設機械まで、幅広く扱う整備会社へと発展を遂げてまいりました。そんな当社の強みは、大型車両整備で培った技術力だけでなく、その高い能力を遺憾なく発揮するために整備した大規模な工場施設もあります。バスからトラック、特殊車両など、さまざまな種類の大型車両を複数台同時に整備できる施設があるのは、他にない大きな強みにもなっています。
課題〜原点を見直して人材の確保を
 メカニック(整備工)の人材不足の解消が目下の大きな課題です。現在、来待本社、松江店、隠岐店と3つ合わせて約50人という人数では、残念ながら、当社の強みでもある大規模施設を充分に活かしきれていない現状です。
 人材確保はもちろんですが、この来待本社に人材を集約することで、大型車整備を起点とする技術と経験に磨きをかけ、かつて当社が得意としてきた、トラックにクレーンなどの建設機械を架装、装備する「特装」を復活させるなど、この施設規模に見合った技術を発展させることで、原点に立ち返った本来の強みを発揮していきたい。そしてそれを人材確保のリソースとして生かしていきたいと考えています。
若い人が価値を感じられる職場づくりを
 現代は若い人が車に関心を持たない、車離れの時代と呼ばれていますが、自動車整備がスタイリッシュで格好良い仕事だと思ってもらえるような、若い人が価値を感じてくれる仕事にしていかなければならないと考えています。それは簡単なことではないですが、まずは目から入ってくる情報をもっと分かりやすくしていきたいと考えています。例えば、社屋を現在の道路から奥まった位置から道路沿いに移し、もっと入りやすい店舗にリニューアルするなど、まずは分かりやすい会社作りを進めていきたい。
 そして、専門的な大型車だけでなく、キャンピングカーのような特装を手掛けたりとか、働く人が仕事というよりも、楽しい作業をしていると感じてもらえるような職場づくりを目指したい。やはり車に興味があって、車が好きな 人が集まる会社にならなければならないと考えています。